「シャフトスパイン」という言葉を聞いたことがありますか?
アイアンセットで1本だけ距離が合わない、 あるいは1本だけフィーリングが違うという経験はありませんか? シャフトスパインを是非、体感してみてください。 |
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スパイン出し
確かな技術。
スパイン出しも承っております。
シャフトスパインとは
まず、スパインとは英語で背骨という意味。だからシャフトスパインというのは、シャフトの背骨ということになるのですが、一体どこが背骨なのでしょう? シャフトは全体に均一でどの方向にも同じように曲がると思われていますが、製法上どうしても肉厚に差が出て、円周上に硬い部分と柔らかい部分が生じます。このもっとも硬い部分が背骨、いわゆるシャフトスパインと呼ばれる部分になります。シャフトのフレックスの向きがスイングの方向に合うようにすることが必要。
シャフトスパインが何に影響するのかというと、スイング中のクラブの動きに大きな影響があるのです。スパインがヘッドに対して正しい向きになるようにシャフトが装着されていると、ヘッドは一定方向の動きしかしません。ところが、曲がって装着されているとヘッドの挙動がバラバラになってしまうのです。シャフトのフレックスの方向性がきちんとスイングの方向に合うようにして、初めてシャフト本来の性能を活かすことができるのです。
ロゴの向きではなくスパインの向き
![]() ●スパインが正しくセットされている
ヘッドの動きは上下一定方向にしか動きません。これならスイング中にヘッドがプレーンから外れるような動きも起こりません。 |
![]() ●スパインの向きが合っていない
ヘッドは楕円軌道を描きます。これでは正しいスイングをしていても、クラブがそれに応えてくれずミスショットの一因となります。 |
センターフレックス計
シャフトスパインを調べるのには、このセンターフレックス計を使います。シャフトを機械にセットして円周方向に回転させ、硬度分布を計測することができます。通常はカーボンシャフトの硬さを測定する計測器ですが、当店ではこれでアイアンセットのスチールシャフトも1本ずつチェックしてスパインを出します。もし、スパインの向きをバラバラにセットしたら、番手ごとにしなり違いが出てしまいます。そうならないためにも、全番手のスパインの向きを合わせ、同じ方向にしなるように組み上げていくことが大切です。
また、こういったチューニング技術は、プロトーナメントでは当たり前のものでツアーバンでも行われているもののひとつです。自分のクラブスペックにシビアなツアープロは、自らスパインを探して組んでもらうという話も聞きます。より完璧な仕上げのために必要な技術、当店でシャフトをご購入の方には無料でスパイン出しを行っております。
・デジタル表示で数値は一目瞭然。
・ シャフトのチップ、センター、バットの硬度、肉偏を測定できます。 当店では20年以上前からスパイン出しを行っておりますが、大型店などではセンターフレックス計を常備していない所も多いというのが現状です。 センターフレックス計を使えば、 誰でも指先でシャフトスパインを体感することができます。 是非一度、当店で体感してみてはいかがでしょうか? |
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カスタム アイアンセット
当店でカスタムオーダーされるお客様は、スパイン出しでの組立てを希望される方が圧倒的に多いです。
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